＜蓮葉会会長ご挨拶＞

新 年 賀 詞
【創立100周年を見据えて】
					蓮葉会会長　　小泉　功 （第　１６　期　生）
新年明けましておめでとうございます。皆様には、素晴らしい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中に賜りました江戸川高校並びに蓮葉会への温かいご支援ご厚情を心より感謝申し上げます。 　はじめに、1月元旦午後４時過ぎに発生の北陸能登半島地震による犠牲者皆様に心より哀悼の意を表します。被災地石川県には多くの江戸川高校卒業生がおりますので心配しております。１人に連絡を取ったところ、「自分は無事だが親戚の家が潰れた」とお聞きしました。被災された皆様には、国や県の支援はもとより国民皆さんの手で、一日も早い復興を心より願っております。
令和６年度の蓮葉会総会を定例の6月23日（日）に開催いたします。 　総会記念講演では、作曲家でピアニストのすずきみゆきさん（29期生）が東北地方大地震を身近での経験を踏まえ、東京芸術大学100周年記念に作曲した「陸中の海」をグリーンパレス会場にて演奏します。ご期待下さい。また、総会には白井校長先生（第39期卒業生）はじめ恩師が多数見えられます。 　江戸高周年行事は、2030年は創立90周年、2040年には、創立100周年を迎えます。東京都立普通科男子高等学校では、16番目に古い学校として途切れることなく歴史と人の流れをつないで来ました。 　6月の総会では、６０歳「還暦を祝う会」３8期生（426名）をお祝いする予定です。また、「二十歳の会」を卒業して２年目を迎えた77期生（322名）を夏の暑い盛りですが、8月24日(土)グリーンパレスにてお祝いします。特筆は、毎回当該期（今回77期）自らによる企画運営を行い、蓮葉会が支援協力する予定です。 　また、江戸高の象徴でもある蓮を生徒たちに見てほしいことから蓮田園を造成し４年が経ちました。今では、立派な観賞蓮の花と大輪の花を咲かし蓮根も収穫されています。
さて、一般社団法人『蓮葉会』諸活動の運営資金は、会員の年会費・賛助金と新卒業生入会金にて賄っています。また、令和２年度より「はちすば奨学金」を実施しています。平成３０年より会員各位からのご寄付を基金にして「はちすば奨学金」を給付し貸与しております。 　奨学金基金は、令和5年12月現在の基金は820万円程です。しかし、今年3月に第４回目のはちすば奨学金200万円を支出いたします。まだまだ、十分とは云えません。 　そして、将来は江戸高生が大学進学に際し学業に専心できるように給付する人数を増やし、更に海外語学研修費援助も視野に入れたいと思っています。 　蓮葉会は、江戸高生を支援するために「はちすば奨学金」制度を更に充実させていきます。そのため、江戸高生が勉学と文化スポーツに励むためにも皆様のご支援ご協力を心からお願いいたします。 　新年を迎えるにあたり、皆様方のますますのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、ご挨拶といたします。